新島旅行記|竹芝からジェット船で行く夫婦旅【東海汽船の乗り比べ・レンタカー・海岸めぐり】

新島の崖の切れ目から見下ろす青い海と白波 国内旅行

2026年6月、夫婦で伊豆諸島の新島へ行ってきました。行きは竹芝から高速ジェット船、帰りは大型客船の特2等と、東海汽船の2種類の船を乗り比べ、島ではレンタカーを借りて海岸を端から巡りました。東京都内とは思えない白い砂浜と断崖、透きとおった海が続く島です。船の乗り心地から宿、レンタカー、立ち寄ったお店まで、実際に行って分かったことをまとめます。

新島の崖の切れ目から見下ろす青い海と白波

今回の旅の概要

時期2026年6月
日程2泊3日
人数夫婦2人
行き東京・竹芝 → 新島(東海汽船 高速ジェット船)
帰り新島 → 東京・竹芝(東海汽船 大型客船「さるびあ丸」特2等)
宿YoSoBe(新島・本村)素泊まり 1人約8,000円
島内の移動レンタカー(あおぬまレンタカー)

東海汽船で新島へ:ジェット船と大型客船を乗り比べ

新島へは、東京の竹芝桟橋から東海汽船の船で向かいます。船は高速ジェット船と大型客船の2種類があり、今回は行きと帰りで別々の船を選びました。

行き:高速ジェット船は速くて揺れが少ない

新島の港に停泊する東海汽船の高速ジェット船セブンアイランド結
高速ジェット船「セブンアイランド結」

行きは高速ジェット船です。竹芝から新島までは最短2時間20分ほど。海面から船体を浮かせて走る船で、乗ってみると揺れをあまり感じず、快適に過ごせました。船酔いが心配な方や、島での滞在時間を長く取りたい方にはジェット船が向いています。

帰り:大型客船「さるびあ丸」の特2等は横になれる

新島の岸壁に接岸した東海汽船の大型客船さるびあ丸
帰りに乗った大型客船「さるびあ丸」

帰りは大型客船のさるびあ丸で、客室は特2等を選びました。特2等は2段ベッドになっていて、自分のスペースで横になって過ごせます。時間はかかりますが、寝転がって帰れるのは楽でした。一方で、波が高いと揺れを感じます。揺れに弱い方は酔い止めを用意しておくと安心です。

運賃の目安

船・等級東京〜新島 片道(大人)
高速ジェット船12,140円
大型客船 2等7,930円
大型客船 特2等11,900円

上の表は東海汽船が公表している2026年10月の運賃です(燃料油価格変動調整金を含む)。運賃は月ごとに変わるため、予約の際に公式サイトで確認してください。ジェット船と大型客船の特2等はほぼ同じ金額なので、「速さ」を取るか「横になれる」を取るかで選ぶのがよさそうです。

島内の移動はレンタカーが便利

島ではあおぬまレンタカーで車を借りました。料金は24時間で9,900円でした。新島は南北に細長く、海岸や展望スポットが島のあちこちに点在しています。今回のように海岸をひととおり巡るなら、車があると時間を気にせず動けます。

レンタカーで巡った新島の海岸

新島の一番の見どころは、なんといっても海です。今回は島内の海岸をひととおり回りました。場所ごとに砂の色も海の表情も違い、同じ島とは思えないほどでした。

羽伏浦海岸:白い砂浜と真っ白なメインゲート

新島・羽伏浦海岸のメインゲート
羽伏浦海岸のメインゲート

島の東側に約6.5キロにわたって白い砂浜が続く、新島を代表する海岸です。入口に立つ白い建物がメインゲートで、門の向こうに水平線がまっすぐ見えます。サーフィンの名所としても知られ、訪れた日も白波が次々と打ち寄せていました。

シークレット・白ママ断崖:白い崖がそびえる海岸

新島の白い断崖が続く砂浜
新島の白い地層がむき出しになった断崖

羽伏浦海岸の南側、「シークレット」と呼ばれるあたりから白ママ断崖にかけての海岸です。砂浜のすぐ後ろに、白い地層がむき出しになった断崖がそびえています。白ママ断崖は火山活動でできた白い地層が波に削られた崖で、高いところは約250メートルにもなるそうです。下から見上げると縞模様がはっきり分かり、人の姿もほとんどなく、日本の海岸ではないような景色でした。

ボロ桟:桟橋跡が残る透明な海

新島の海に残るコンクリートの桟橋跡と透明な海
新島の桟橋跡と沖に浮かぶ島

「ボロ桟」と呼ばれている、古いコンクリートの桟橋跡が海に残る場所です。水は底の岩がはっきり見えるほど澄んでいて、エメラルドグリーンに見えました。沖には小さな島が浮かんでいます。

若郷地区:黒っぽい砂の浜

新島の黒っぽい砂浜と断崖

島の北側、若郷地区の浜です。白い砂浜のイメージが強い新島ですが、こちらは砂の色が濃く、雰囲気ががらりと変わります。本村からは車で向かいました。

新島で立ち寄ったお店

かじやベーカリー:島で愛されるパン屋さん

新島のパン店かじやベーカリーの店先

本村にある手造りのパン屋さんです。営業は朝7時から18時30分まで(売り切れ次第終了)、火曜定休。店先にはベンチとテーブルがありました。開店してすぐに行かないと、残りが少なくなっていた印象です。島の学校にも卸しているそうで、地域の人なら誰でも知っているお店なのだと思います。お目当てのパンがある方は、朝のうちに行くのがおすすめです。

エトセトラ:サウナ付きゲストハウスのカフェでご当地サイダー

ニイジマサイダー「はじまりのサイダー」の瓶

本村にある「エトセトラ」は、サウナのあるゲストハウスで、カフェも営業しています。ここで飲んだのが、新島のご当地サイダー「はじまりのサイダー」。ラベルには羽伏浦海岸のメインゲートが描かれていて、海岸を巡った後のひと休みにぴったりでした。

大使館倶楽部:島の夜はスナックへ

新島のスナック大使館倶楽部の看板

夜は「大使館倶楽部」というスナックへ行きました。お隣の神津島の焼酎「盛若(もりわか)」をボトルで出してもらい、カラオケも楽しんで、会計は1人3,000円ほどだったと思います。島のお酒を飲みながら過ごす夜は、昼の海とはまた違う新島の楽しみ方でした。

泊まった宿:YoSoBe

新島・本村の宿YoSoBeの外観
YoSoBeの外観
新島の宿YoSoBeの客室(琉球畳の和室)
泊まった部屋

宿は本村にあるYoSoBeです。白い外壁に木の引き戸の建物で、部屋は琉球畳の和室。エアコンとテレビがあり、室内はきれいでした。宿の方がとても親切にしてくださったのが印象に残っています。料金は1人8,000円ほどで、食事は付かない素泊まりでした。食事は外でとることになるので、夕食のお店や朝のパン屋さんをあらかじめ考えておくとスムーズです。

新島へ行く前に知っておきたいこと

  • 船は行きと帰りで変えるのもあり:ジェット船は速くて揺れが少なく、大型客船の特2等は横になって過ごせます。両方に乗ると船旅そのものも楽しめます。
  • 海岸を巡るなら車を:見どころが島の各所に離れているため、海岸をいくつも回るならレンタカーが便利です。
  • 素泊まりの宿なら食事の計画を:食事の付かない宿に泊まる場合は、夕食のお店を事前に調べておくと安心です。パン屋さんは朝早めに行かないと品数が減ります。
  • 天候で船の運航が変わる:離島航路は海の状況によって欠航や条件付き運航になることがあります。出発前に東海汽船の運航状況を確認してください。
  • 運賃は月ごとに変わる:燃料油価格変動調整金によって運賃が変動します。

まとめ:東京から船で行ける、白い砂と青い海の島

新島は、竹芝からジェット船に乗れば半日かからずに着く「東京の島」です。それでいて、白い断崖と砂浜、底まで見える海は、遠くの南の島に来たような景色でした。船を乗り比べ、車で海岸を巡り、夜は島のスナックへ。2泊3日で、島らしさをたっぷり味わえる旅でした。

※本記事は2026年6月に訪れた際の体験と写真をもとにしています。運賃は2026年10月時点の東海汽船公式情報、店舗の営業時間は公開情報によります。料金や営業状況は変わることがあるため、お出かけ前に最新情報をご確認ください。

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